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備前焼作家 玄明 が直接運営しているサイトです。

花器から普段使いの食器など、思いつくまま色んな物を造り
自作の工夫した窯で山を整理すると出てくる雑木なども使い薪だけで焼き上げています。

陰陽学的思考に興味があり、窯のある5000坪の山を「フラクタルの森」(哲学の森)として整備しています。
フラクタルとは、部分は全体と相似形をなすという意味を持っていて、ミクロとマクロの世界は似ているとも解釈しています。
フラクタルと陰陽の考え方も似ていて、共通するものが有るようです。
PCも二進法で複雑な仕事を高速でこなしているように、現実の世界も陰と陽の二つの要素で成り立っているという考え方。
PCにもソフトとハードが有るように二つの要素で成り立っている。
また、陰とは目に見えにくく、陽とは表面にあり見えやすいモノ。
見えにくいモノは時間、空間、人間の中にあり、全てが右脳(陰)と左脳的要素(陽)に関わっているようです。

紙が裏と表があって存在できるように全ては陰陽一体で出来ている。器作りでも思い(陰・設計図)と行い(陽・具体化)で作品が出来るように、人生も社会も陰陽の2面で出来ている。
あの一万円札でも、表に書かれている数字がその価値を発揮するためには、裏に書かれているわけでは無いが「信用」という目に見えないものが必ず存在する。

現代人は、左脳的なモノばかりを見つめ、結果主義となり社会にひずみを造ることで蛇行しています。
その反動でリベラル的な傾向を持ち、更に蛇行します。

消費税増税も表面でしか見られない為に起きている愚行、暴行です。
その蛇行現象があらゆる場所で積み重なり、神の恩寵を受けにくくなり世界を苦しめます。

フラクタルの森とは、その陰陽2つがクロスしている十字架の森
額に有るといわれるチャクラ、その陰陽がクロスした所で考えませんかという提案でも有ります。
右脳的なモノ(左目)と左脳的なモノ(右目)、二つの視点で物事を見ませんかということ。
両目で観ることで物事が立体的に見えてきます。

この脳と目が創る無限大マークのような循環は、この宇宙を正しく見れるようにと神が意図して作られたのではないかと思います。

陶芸であっても技術(スキル・陽)だけでなく心(マインド・陰)の修行が求められていると思う。